cropped-ヘッダー対話屋ディアロギヤ.png By admin12月 16, 20191 Min Read c https://dialogiya.com/wp-content/uploads/2019/12/cropped-ヘッダー対話屋ディアロギヤ.png FacebookTwitterEmail
10月 5, 2020 日本語で書かれた哲学対話の8つの必読本から考える、現代日本の哲学対話のまとめと歴史 By thethirdman1 Min Read2 Comments 0510月 哲学対話や哲学カフェに関心を持つ人に、ぜひ知ってもらいたい日本語の本がある。これらを通じて、哲学対話には、自前の言葉、自立した活動、自由な思考、自然な問い、が重要であることを知ってもらいたいと思っている。 目次 現代日本の哲学対話の歴史中島義道『〈対話〉のない社会』1997.11永井均『子どものための哲学対話』 1997.07飯田隆『新哲学対話』 2017.11中間考察鷲田清一監修 カフェフィロ[CAFE PHILO]編『哲学カフェのつくりかた』 2014.06中間考察梶谷真司『考えるとはどういうことか 〜0歳から100歳までの哲学入門〜』 2018.09土屋陽介『僕らの世界を作りかえる哲学の授業』2019.07河野哲也『人は語り続けるとき、考えていない〜対話と思考の哲学〜』2019.08中間考察清水将吾『大いなる夜の物語』2020...
1月 15, 2022 大森哲学のグロテスクとやりすぎ By thethirdman1 Min Read 151月 中島 義道 – 単行本 生き生きした過去 大森荘蔵の時間論 p123 ここまで「立ち現われ一元論」をたどってきて、あらためてなぜ大森先生はこれほど世界をグロテスクなものとして見ていたのだろうか、という単純な疑問が湧きます。初めはそれしか知らなかったので、「そんなものか」という程度の印象しかありませんでしたが、その後数々の哲学理論を学ぶにつれて、これほどグロテスクな哲学理論も珍しいものだ、ということがだんだんわかってきました。学生時代に先生にどのように哲学をするべきか、尋ねたことがあります。すると、意外な答えが返ってきました。 やりすぎることです。直感的にある考えが正しいと思ったら徹底的にやってみる。毛沢東のように、やりすぎなければ革命はできません。 ...
11月 14, 2021 瞑想断乳法 By admin1 Min Read 1411月 約三週間程前、諸事情あって私が断乳を担当した。なかなか精神も肉体もボロボロであったので、ねつかない子に、苦し紛れに瞑想で応対したら、それが上手くいったのだった。そこで、日々呼吸を見る瞑想をしていて、断乳をどうしても担当しなければならず、子供が泣きやまして自分が眠りにつきたいと思っている誰かがいつか見るように、次のことを伝えておきたい。...
8月 13, 2021 哲学的な人ほど相手との対話を重んじたがる軽率な理由 By thethirdman1 Min Read 138月 そういう考えもあるとは思いますが、私とは考え方が違います。また、最初のツイートには「哲学対話が社会にマッチすることは、これからも永遠にない」みたいな断定が含まれているのですが、何かを断定したいなら、しっかりとしたデータや根拠をまずは提示するのが最低限必要ではないでしょうか?— 山野 弘樹 / Hiroki YAMANO (@Ricoeur1913) August 12, 2021 どこの馬の骨かもわからぬ私のような犬のごとき哲学者に対し、非常に丁重に御返事をいただきありがとうございます。誠に感謝の念に耐えません。研究者などの非常に真面目一徹な方には、はじめにお断りしなければなりませんが、弊ツイートの芸風を、予め必要以上にご承知いただき、思考の漏れなきよう対話を致し賜ればと存じます。 私からは2点質問があるのですが、お答えできる範囲でお答えいただくようお願いできますでしょうか。...
7月 3, 2021 中畑正志『はじめてのプラトン』レビュー By thethirdman1 Min Read 037月 非古典研究者によって書かれたプラトンについての概説書や入門書は読むどころか見るに耐えないものばかりだが(例外は『プラトンと資本主義』くらいか?)、古典研究者によって書かれたプラトン入門書はどれを読んでも、いろんな意味でおもしろい。本書もまた後者の一つであって、とくに対話篇論と魂論が印象的だったが、個人的には、イデア論をさらに考えるために設けられたコラム3(p242)がとくに魅力的であった。というのもイデア論の申し子、第三の人間論が論じられたも同然であったからである。...