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対話の金銭問答その二

問い

対話なんて役に立たないものを仕事にできるのか。

答え

できる。なぜなら (2.1)対話が仮に役に立たないとしてもそのもの自体で価値をもつから。さらに、(2.2)対話が役に立たないというのは誤解である。対話はあらゆることに役に立つ。社会的に善いことにも、悪いことにも役に立つ。

補足

対話の悪用についての認識

とりわけ、対話は悪用されるという点について補足したいと思います。対話は社会を作っている基礎的なものなので、世俗の善いものに役に立つように用いることができるのは当然ですが、逆に、悪いものに役に立つように用いられていることも、知る必要があるでしょう。むしろ、対話についてよく知らないと、自らが対話を知らず知らずに悪用してしまっていたりすることがある。

たとえば職務上避けることのできない、たとえば従業員への叱責だとかクレーム客に対する処置だとか業務提携先との齟齬に際して生じる争いの場面では、私自身、対話をある意味では意識的に悪用しています。あまり詳しく書かない理由があるのですが、従業員にネガティブな感情を植え付けるために質問攻めにしたり、クレーム客を消耗させるような問い投げかけたり頓珍漢な答えをしたり、争いの場面では相手方の不利になるような言説へと導く論理を展開したり…、というようなことです。対話の本質が何であるかを私は知っているので、対話を明らかに悪用することができるのです。そして、悪用しているという認識も持っている。ですが、対話についてよく知らなければ、これらのことを悪用とは考えずに、従業員に対する経営者の振る舞い方、クレーム処理の技術、論争の作法などというむしろ肯定的で積極的な能力を持っているということで済ませてしまうことになるでしょう。

そうした能力は、対話から生じるものなのですから、それに自覚的・意識的であるということ能力を誤った方向に用いないためにも非常に重要でしょう。その重要性が理解されるなら、対話が役に立たないなどとは思いもしないことではないかと思います。

The Third Man(木本)
The Third Man(木本)

Y先生には「君には言いたいことが何かあるのは分かるけれど、それが何であるのか分からない」と言われ、H先生には「何かの本質をつかんでいるとは思うけど、それが何かってことだよね」と言われたと話すと「それはそのままthe third manさんのキャッチフレーズになりますね」と。

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Y先生には「君には言いたいことが何かあるのは分かるけれど、それが何であるのか分からない」と言われ、H先生には「何かの本質をつかんでいるとは思うけど、それが何かってことだよね」と言われたと話すと「それはそのままthe third manさんのキャッチフレーズになりますね」と。

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Y先生には「君には言いたいことが何かあるのは分かるけれど、それが何であるのか分からない」と言われ、H先生には「何かの本質をつかんでいるとは思うけど、それが何かってことだよね」と言われたと話すと「それはそのままthe third manさんのキャッチフレーズになりますね」と。

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